イラン、「国際機関は、イランでの外国人難民の生活費用の確保を怠っている」
10月 06, 2021 19:37 Asia/Tokyo
イラン当局が、「国際機関は、イランでの外国人難民の生活費用の5%しか確保していない」と述べました。
イラン外務省のマフムーディー外国人・移民局長は、「近年の各国際機関や各国の資金援助は、イランで生活する移民や難民のニーズや費用の5%しかカバーしておらず、この状況では、国内で新たな避難民の受け入れができなくなるだろう」と発表しています。
マフムーディー局長は最近、スイス・ジュネーブで119カ国のオンライン参加により開催されたOCHA国連難民高等弁務官事務所・執行委員会の会合にて、「イランは、自らが不公平な制裁や一方的な敵対行為に晒されているにも拘らず、平等な割り当ての何倍も難民や移民を受け入れ、支援してきている」と語りました。
さらに、「アフガン国籍の難民は、イランをヨーロッパ諸国への渡航経路と見なしており、わが国は現在、合法・違法合わせて350万人以上の難民を受け入れている」と強調しています。
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