イラン外相がドイツ外相と電話会談、「制裁の全廃は必須」
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アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相とマース独外相
アミールアブドッラーヒヤーン・イラン外相が、マース独外相との電話会談で、「制裁の完全な解除は1つの必須事項だ」と語りました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はこの電話会談で、制裁の完全な解除を1つの必須事項だとし、現状を招いた責任はアメリカにあるとして、「力ずくの物言いや脅迫では何の助けにもならず、イランは空虚な世論操作には屈しない」と述べています。
両者は、産業や再生可能エネルギー、発電所事業、農業、医療、科学技術、そして自然環境の各分野における協力の重要性を検討・強調しました。
アミールアブドッラーヒヤーン外相はまた、今後オーストリア・ウィーンにて控えている核合意復活交渉についても、「現状を招いた主な責任はアメリカにあり、さらにアメリカの一方的な核合意離脱や英独仏3カ国の約束不履行により、不信感が増大してしまっている。このため、結果として各種制裁の完全な解除は1つの必須事項ということになる」と語っています。
また、ヨーロッパの核合意当事国が緊張を扇動する内容の声明や発言を回避することが必須だとし、「不正確で事実にそぐわない見解発言はすべて、現在なされている努力を危険に陥れる可能性がある」としました。
一方、マース外相も、ドイツとしてイランが持つ不信感は理解できると述べています。
そして、イラクで現在起きている諸問題に関しても、アミールアブドッラーヒヤーン外相は改めて、カディミ・イラク首相宅への襲撃をイランとして非難する旨を表明しました。
マース外相も、この襲撃に対しイランとドイツが共通の立場を持つことに触れ、イラクでの和平と安定への支持を継続する必要性を強調しています。
イラン外相はさらに、アフガニスタンの問題や情勢変化にも触れ、同国への更なる支援提供の必要性を強調しました。
そして、イエメンでの人道封鎖の終結に向けた努力の必要性を指摘し、これはドイツ側にも歓迎されています。
今回の電話会談ではさらに、レバノン情勢および、同国の合法政権への支持が強調されました。
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