イラン革命防衛隊司令官、「米に対する内輪からの復讐の下地を整えている」
1月 08, 2022 02:25 Asia/Tokyo
イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊のガーアーニー司令官が、「我々は、アメリカに対する復讐の下地を彼らの自宅内から、しかも彼らの側にいる人々により整えている」と語りました。
国際通信イランプレスによりますと、ガーアーニー司令官は、「わが国は当部隊の司令官だった故ガーセム・ソレイマーニー氏のテロ暗殺という犯罪に対し、自らの措置をもって反応を示す」と述べています。
また、「アメリカは、地域から根こそぎにされるだろう。アメリカはイラクから追放されるべきであり、イラクから撤退しない場合は、同国内の抵抗グループによりこてんぱんにやられ、アフガン撤退時よりももっと酷い状態でイラクを去らねばならないだろう」としました。
2022年1月3日は、イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊の司令官だった故ガーセム・ソレイマーニー氏の殉教記念日でした。
ソレイマーニー司令官は、イラク政府の正式な招待により同国を訪問中だった2020年1月3日、バグダッド空港付近にて侵略者たる米テロリスト軍の空爆を受け、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官やほかの8人の同行者らとともに殉教しました。
米国防総省の発表によりますと、この空爆実施命令は、当時のアメリカ大統領ドナルド・トランプ氏により出されていたということです。
しかし、アメリカのこのテロ行為は、世界の多くの国や機関、団体などから非難されています。
ソレイマーニー司令官とアルムハンディス副司令官は、西アジアにおいてテロ組織ISISをはじめとしたタクフィール派テロ組織と戦う傑出した人物とされていました。
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