イラン外務省が、ソレイマーニー司令官暗殺に関与した米国人制裁対象者のリスト更新を発表
1月 09, 2022 15:59 Asia/Tokyo
イラン外務省が、一昨年のソレイマーニー司令官および、その同行者らのテロ暗殺に関与したアメリカ人らの制裁対象リスト更新に関して、声明を発表しました。
イラン外務省は、「地域における米のテロ・挑発行為および人権侵害への対抗法案」を実施する中、声明を発表し、「トランプ前大統領、ポンペオ前国務長官、ボルトン前国家安全保障問題担当補佐官などの米前政権高官への制裁に加えて、ソレイマーニー・イランイスラム革命防衛隊ゴッズ部隊司令官に対する米国のテロ犯罪への関与を理由とし、ほか数名もリストに追加される」と表明しています。
名前の挙がっているこれらの人物は、状況に応じて上記のテロ行為の意思決定、計画、組織化、資金調達、支援、指揮、実行に参加した、あるいはこの凶悪な犯罪の幇助により、国際平和を脅かすテロを拡散させた人々です。
この声明ではまた、「米国政府は自らのテロ行為により、テロおよびテロ資金供与への対抗、特にテロ行為の組織化の回避、ならびに人権の尊重や擁護という国際的な責務に公然と違反し、それらを顧みない罪を犯した」とされています。
2020年1月3日、イラク当局の公式招待を受けて同国を訪問中だったソレイマーニー司令官は、同国バグダッド空港付近にて米侵略テロリスト軍の空爆により、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官や同行者ら8人とともにテロ暗殺され、殉教しました。
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