国連事務総長、「イランのアフガン難民受け入れは賞賛に値する」
1月 31, 2022 18:16 Asia/Tokyo
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国連のグテーレス事務総長
国連のグテーレス事務総長が、イランとパキスタンによるアフガニスタン難民受け入れにおける寛大さは忘れ得ないものだとしました。
ファールス通信が31日月曜、報じたところによりますと、グテーレス事務総長はアフガニスタンをめぐる安保理会合において、その他の世界諸国に同国への支援を求めると共に、「イランとパキスタンは、アフガニスタン難民受け入れにおいて忘れることのできない寛大さを示した」と述べました。
続けて、国際社会にこの二国のようなアプローチを取るよう呼びかけました。
また、安保理に対しても、アフガニスタンの危機的状況に対処するため国連に新たな責務を課すことを視野に入れるよう勧告しました。
グテーレス事務総長はこれ以前にも、アフガニスタン国民の半数以上がひどい飢餓に直面していることに触れて、「同国はこの20年で最悪の干ばつに見舞われ、国民900万人が飢餓の状態にある」としていました。
タリバン軍は昨年8月15日、アメリカが支援していたアフガニスタンのガニ大統領が国外へ亡命したことを受け、同国首都カーブルに入り権力を掌握しました。
アメリカとその同盟諸国は、20年にもわたる軍事駐留の後にアフガニスタンから撤退しましたが、テロや戦闘、暴力、情勢不安の拡大、さらに数万人のアフガニスタン国民殺害以外には、同国へ何の利益ももたらしませんでした。
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