イラン外務省報道官、「わが国の経済的利益妨げる制裁の全廃を」
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イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、「わが国の経済的利益の妨げとなっている全ての制裁が解除され、石油、石油化学、鉄鋼、建設、海運といったイラン経済網が全て解放されるべきである」と述べました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
3月 13, 2022 19:59 Asia/Tokyo

イラン外務省のハティーブザーデ報道官が、「わが国の経済的利益の妨げとなっている全ての制裁が解除され、石油、石油化学、鉄鋼、建設、海運といったイラン経済網が全て解放されるべきである」と述べました。

制裁解除を目指すウィーン協議の第8ラウンドは、先月8日から再開されていましたが、11日金曜に再度中断されました。

ハティーブザーデ報道官は、イラン北東部マシュハドにおいて12日土曜、ウクライナ戦争について「イランは戦争に反対し、それを拒絶すべきものと見なしている」と述べました。

また、今日起きている戦争の根源が、この数十年のNATO北大西洋条約機構の拡大や拡張主義にあることを強調して、「数十年前から経済、文化、政治面での戦争が始められており、今日それは、解決のない軍事的なものに変わった。核の衝突が起きないように、対話を開始して戦争を終わらせるべきである」としました。

ロシアは先月24日より、ウクライナ東部から独立を宣言したドネツク共和国およびルガンスク共和国を支援するため、ウクライナでの特殊軍事作戦を開始しました。

ロシア政府は、「自国のウクライナでの作戦」は開戦目的ではなく、あくまでも世界レベルでの戦争の阻止が目的であるとしています。

しかし、日本やヨーロッパ諸国、アメリカを初めとする世界の多くの国は、ロシアのこの行動を対ウクライナ戦争だとして直ちに非難し、ロシアに対する経済制裁・外交的圧力の強化を開始しました。

ロシアはこれに先立ち、何度も西側諸国に対し、ウクライナ東部のロシア系住民に対するウクライナ軍の攻撃や人権侵害が配慮されていないことに関して警告しています。

 


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