イラン外務省報道官、「わが国はイスラム世界の独立し調和の取れた声を響かせる決意」
(last modified Tue, 22 Mar 2022 11:06:49 GMT )
3月 22, 2022 20:06 Asia/Tokyo
  • イラン外務省のハティーブザーデ報道官
    イラン外務省のハティーブザーデ報道官

イラン外務省のハティーブザーデ報道官は、OICイスラム協力機構のメンバーに対してイランがパレスチナの防衛といった同組織の理念を守るよう期待していることを指摘し、「わが国はイスラム世界の独立して調和の取れた声を響かせる決意である」と強調しました。

OIC外相会合に参加するためにパキスタンを訪問中のハティーブザーデ報道官は22日火曜、イルナー通信の取材に対し、「イランは、一方的かつ利己主義な政治的アプローチの代わりに、志をひとつにして同じ方向を向き、イスラム世界の純粋な理念を守るべきだと信じている」としました。

また、「今日イスラム世界は、イエメンからシリア、さらに占領下のパレスチナに至るまで、非常に深刻な問題に遭遇している」と語りました。

ハティーブザーデ報道官はさらに、「今回第48回を迎えるOIC外相会合において、パレスチナ、イエメン、シリア、そしてアフガニスタンなどのイスラム世界の抱える主要な諸問題に関して、イランの立場を表明するつもりである。また、共に協力することで、小さい歩みであっても、イスラム諸国国民の苦しみを和らげるために我々が踏み出せるよう希望する」と述べました。

同報道官はまた、イランとサウジの間で行われている可能性の創出により、地域の諸国民がこの両国関係向上の利益を得るよう期待する、としました。

第48回OIC外相会合は22日、イランを初めとする加盟国の外相など政府高官が参加する中、パキスタンの首都イスラマバードで開幕しました。

 


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