イラン外相「ウィーン協議の合意近い」、国連事務総長との電話会談で
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イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「ウィーン協議におけるイランの提案は、EUの上級交渉メンバーを通じて米国側に伝えてある。ボールは現在、米国の陣地にある」と述べました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 03, 2022 20:09 Asia/Tokyo
  • イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と国連のグテーレス事務総長(アーカイブ写真)
    イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と国連のグテーレス事務総長(アーカイブ写真)

イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「ウィーン協議におけるイランの提案は、EUの上級交渉メンバーを通じて米国側に伝えてある。ボールは現在、米国の陣地にある」と述べました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相は、国連のグテーレス事務総長と電話会談を行い、対イラン制裁の解除を目指すオーストリア・ウィーン協議をめぐる最新情勢について、「各方面の交渉団は合意に近づいているが、残された問題は、EUの上級交渉メンバーを通じて米国側に伝えてある」と述べました。

また、イエメンでの停戦成立を喜ばしいものだとし、「同国での平和・安定の確立に向けたプロセス、特に人道的観点から制裁完全解除において、基本となる歩みが踏み出されるべきである」としました。

続けて、イランはイエメン危機解決と同国での戦争終結に向けて支援を続けていくと表明し、「停戦と同時に、イエメンの人々への完全封鎖も止むことを願う」としました。

グテーレス事務総長も、ウィーン協議は重要であるとして、関係方面がより速く合意に到達して欲しいとしました。

アミールアブドッラーヒヤーン外相とグテーレス事務総長はまた、アフガニスタンやウクライナといったその他の国際問題についても意見を交わしました。

 


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