イラン産重質油の価格が約20ドル上昇
(last modified Thu, 14 Apr 2022 08:33:22 GMT )
4月 14, 2022 17:33 Asia/Tokyo
  • イラン産重質油
    イラン産重質油

OPEC・石油輸出国機構の最新月次報告で、イラン産原油であるイラニアン・ヘビーの価格が先月に20.8%上昇したことが分かりました。

イスナー通信によりますと、イラニアン・ヘビーの価格は今年3月、1バレル112.40ドルに達し、前月の93.40ドルと比較すると19.36ドル増加、20.8%の上昇率となりました。

今年に入ってからこれまでのイラニアン・ヘビーの平均価格は、前年同期間の60ドルから97.55ドルにまで増加しています。

一方、3月のOPECバスケット価格は、3ヶ月連続の上昇を見せ、前月比で19・53ドル増加、上昇率20.8%の113.48ドルとなりました。

OPECバスケットの今年に入ってからの平均価格は同様に、前年同期間の60.22ドルから98.11ドルとなりました。

情報筋によれば、OPEC加盟13カ国の生産量は今年3月、日量2856万バレルに達し、前月から5万700バレル増加しています。

原油生産は、サウジアラビア、クウェート、UAEアラブ首長国連邦で主に増加していますが、リビア、ナイジェリア、コンゴでは減少しています。

その中で、3月のイランの原油生産量は、前月の日量253万9000バレルから254万6000バレルと、1日あたり7000バレル増加しました。

 


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