イランのバイオテクノロジー分野はアジア2位・世界12位
(last modified Sun, 29 May 2022 09:30:52 GMT )
May 29, 2022 18:30 Asia/Tokyo
  • バイオテクノロジー分野
    バイオテクノロジー分野

イランは、バイオテクノロジー分野でアジアで2位、世界で12位に位置しています。

バイオテクノロジーは、製品の開発・生産・改変、植物・動物の品種改良、特定の用途がある微生物の生産のために、有益な生物を利用する手法の総称です。

バイオテクノロジーは、生物学、遺伝学、または生物化学工学のような、その範囲を簡単に定義できる基礎科学もしくは応用科学ではないものの、さまざまな科学分野と共通点を持っており、これらの科学が合体して生まれたものです。

IRIB通信によりますと、イラン国立遺伝子工学・バイオテクノロジー研究所のジャヴァード・モハンマディー所長は、「イランがバイオテクノロジー分野で生産する製品は、輸入外貨の節約になっているだけでなく、米国やヨーロッパ諸国の競争相手のほとんどを抜き去った。今やイランは、この分野でアジアで2位、世界でも12位に位置する」と述べました。

続けて、「イランは、バイオテクノロジー製品によって年間18億ドルの輸入外貨を節約している」と指摘しました。

そして、イランの知識ベース企業の製品の60%がバイオテクノロジー分野であることに言及て、「イランでは、知識ベース企業600社がこの分野で活動している」と説明しました。

 


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