Pars Today
この記事では、イスラム法で許されている、いわゆるハラール食品を利用する必要性を初めとした、イスラムにおける食習慣に関する幾つかの点についてお話することにいたしましょう。
公正という理想の実現は、預言者を含めた歴史上の自由な人々および人類の改革者が皆求めてきた、最も重要な事柄のひとつでした。イランのイスラム革命も、社会の公正をスローガンに掲げ、コーランにある公正に基づいた社会の構築を目指していました。
イランの宗教学者は「救世主信仰を持つ者は、その生き方において神のために立ち上がる」と語ります。
シーア派8代目イマーム・レザーに関するシンポジウムが、イラン北東部マシュハドにある同イマームの霊廟(ハラム)で開催されました。
歴史が証明しているように、偉大なるイスラム教預言者のムハンマドは、常に信者とその民に対し率直に、そして透明性をもって明確に語り、物事を政治化せず、必要な場合には柔和さを示しました。
イスラム教の聖典コーランには、「殺人や不正を行っていない者を殺す者は、全人類を殺したに等しい。人を死から救う者は、全人類を救ったに等しい」という記述があります。
シーア派5代目イマーム、ムハンマド・バーゲルは、その優れた人格と博学により非常に名声を博していました。この偉人については科学、宗教行為、社会行為、コーランの解釈と理解、倫理的な教えなど、さまざまな分野で伝承ハディースが語られてきました。
イスラム教の預言者ムハンマドの孫で、シーア派3代目イマームのフセインは生前こう語りました。「私は陰謀や不正、圧制に立ち向かって蜂起したのではない。父祖たち(=ムハンマドの家系)の共同体の改革のために立ち上がったのだ」
過去40年間において、宗教に関する世界レベルでの調査研究は、それまでと比べてより多く注目・歓迎され、徐々に多くの潮流や派閥を有するようになってきました。
ある研究者の話によると、人間は自分が何かしらの害悪を被った際には、神だけが物事の決定者であることに気づき、神に助けを求めるものの、順境にあって恵まれている状態においては、神以外の事物にも役割があると思い込み、あらゆる事象の関係や創造世界の管理が神の手だけに握られていることを忘れてしまうといいます。