韓国ソウル群集事故で日本人女性2人が死亡
10月 30, 2022 18:59 Asia/Tokyo
韓国・ソウルの繁華街梨泰院で起きた転倒事故で日本人2人が死亡したことが分かりました。
日本の報道各社が外務省幹部の発表として報じたところによりますと、亡くなったのは10代と20代の女性2人だということです。
これについては30日日曜午後、現地の警察から連絡があり、ソウルの日本大使館が確認したということです。
また、韓国の中央災難安全対策本部は、30日午後4時の発表で、梨泰院での転倒事故で死亡した人が153人に達し、そのうち20人が外国人であることを明らかにしました。
さらに、この事故での負傷者の数は103人となっています。
一方、梨泰院のある龍山区は、現地時間の31日月曜午前10時30分から11月5日まで、近くに合同焼香所を設置すると発表しました。
今回の群集事故は、高校生ら約300人が犠牲となった2014年の旅客船セウォル号事故以来の惨事となりました。
多数の若者らの生命にかかわるこうした事故は政権の行方も左右しかねず、ユン・ソクヨル政権は、危機感を持って事態の収拾に全力を傾けています。