日本自民党の薗浦健太郎氏が議員辞職願、岸田政権にさらなる逆風

日本の与党・自民党の薗浦健太郎衆議院議員が21日水曜、衆議院に議員辞職願を提出し、同日中に許可される見通しです。

日本の報道各社によりますと、薗浦氏は自民党本部にも離党を届け出ることになっており、同党は党紀委員会を開き、薗裏氏の離党を認める方針だということです。

同氏の辞職は、岸田政権にとってさらなる打撃･逆風となると見られます。

薗浦氏は関連する政治団体が政治資金パーティーの収入を約4000万円少なく記載していた疑いが持たれており、東京地検特捜部が政治資金規正法違反で近く略式起訴する見通しです。

薗浦氏は衆院当選5回の実績があり、読売新聞の記者や自民党の麻生太郎副総裁の秘書を経て2005年の衆院選で初当選しました。また、安倍晋三内閣では副外相や首相補佐官を歴任しており、現在は党副幹事長を務めています。

日本の政治における、後を絶たない「政治とカネ」の問題は、閣僚の辞任ドミノも相まって岸田政権に打撃を与えています。

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