3月 19, 2023 20:37 Asia/Tokyo
  • 日本海での日米共同軍事訓練
    日本海での日米共同軍事訓練

日本の防衛省は、航空自衛隊の戦闘機とアメリカ空軍の爆撃機などが19日、日米同盟の抑止力を強化するために日本海の上空で共同訓練を行ったと発表しました。

NHKによりますと、共同訓練を行ったのは、航空自衛隊のF15戦闘機と、アメリカ空軍のB1爆撃機、F16戦闘機の、合わせて10機です。

防衛省によりますと、19日に日本海の上空で戦術訓練を行ったということで、日米の機体が並んで飛行している写真を公表しました。また、海上では18日と19日、海上自衛隊とアメリカ海軍のイージス艦が共同訓練を行い、ミサイルが発射された時に情報を共有する手順などを確認したということです。

北朝鮮は今月16日、ICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルを発射したほか、19日も弾道ミサイルを発射しています。防衛省は、これらの訓練について「日本を取り巻く安全保障環境がより一層厳しさを増す中、日米の即応態勢を確認するとともに、日米同盟の抑止力・対処力を一層強化した」などとしています。

米国と韓国は今月13日より、朝鮮半島で最大規模の合同軍事演習を開始していますが、北朝鮮はこれに対する反応として日本海(韓国側名称;東海)に向け相次ぎミサイル発射を行っています。

北朝鮮は、米国が日本や韓国といった東アジアの同盟諸国とともに行う演習などを挑発的行為と見なし、「これらの演習が続く限り、抑止力のためにミサイルや核兵器の強化を続けていく」と警告しています。

 


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