北朝鮮が、日本の原発処理水海洋放出に強く抗議

北朝鮮外務省は、日本の福島第1原子力発電所の処理水を海洋に放出する措置を、人道に反する犯罪に等しいとしました。

日本は、2011年の大地震で被害を受けた福島第１原発の処理水の海洋放出を、24日から開始しました。

北朝鮮は声明の中で、日本に対し早急に処理水の放出を停止するよう求めました。

また声明の一部では、「日本政府のこの措置は、人類の命、安全、将来を深刻に脅かしている」としました。

さらに、日本が「赦されることのない人道に対する罪を犯している」として非難するとともに、自らの行動に対して責任を取るよう求めました。

日本の岸田首相はこれ以前に、原発処理水130万トンが海洋を放出することを発表していました。

これまでに行われた検査に基づけば、福島原発の汚染水は処理された後でも、人間や環境に害を与えるような物資が残留しているということです。

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