日本がインドの原子力供給国グループ加盟を支持
11月 10, 2016 19:49 Asia/Tokyo
日本の平松駐インド大使が、日本はインドのNSG・原子力供給国グループの加盟を支持するとしました。
イルナー通信によりますと、平松賢司日本大使は、10日木曜、「日本は原子力供給国グループの重要な加盟国として、このグループへのインドの加盟に向けて、主要国加盟国と連絡を取っている」と語りました。
平松大使はまた、インドのモディ首相の日本訪問の中で行われた、日本とインドの民生用の原子力協定の締結に関して、両国の話し合いは現在、技術的な段階に入っているとしました。
さらに、モディ首相の日本訪問で民生用の原子力協定が締結されるよう、期待感を表しました。
モディ首相は、2日間の日程で日本を訪問するため、10日にニューデリーを発つ予定です。
インドの政府筋は、民生用の原子力協定の締結と、通商、投資、安全保障上の協力の拡大が、モディ首相の日本訪問の目的だと発表しました。
モディ首相は東京で日本の安倍総理大臣と会談するとともに、日本とインドに関する年次会合に参加する予定です。
今年6月に韓国で行われた原子力供給国グループの会合は、インドの加盟を支持した国は多かったにもかかわらず、中国の反対により、インドのこのグループの加盟は失敗に終わりました。
原子力供給国グループへの加盟は、インドにとって自国の原子力部門を大幅に拡大するための道を開くことになります。
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