日本首相、「北朝鮮は世界の脅威」
(last modified Tue, 16 Jan 2018 19:30:02 GMT )
1月 17, 2018 04:30 Asia/Tokyo
  • 安倍総理大臣とブチッチ大統領
    安倍総理大臣とブチッチ大統領

日本の安倍総理大臣が、「北朝鮮は世界の脅威だ」と語っています。

メフル通信によりますと、安倍首相は15日月曜、セルビアのブチッチ大統領とベオグラードで共同記者会見を行い、「北朝鮮のミサイルはセルビアを標的にする力を持っている」と語りました。

アメリカとその同盟国は、北朝鮮の核や兵器の実験の停止を求めていますが、北朝鮮はこれまで何度も、アメリカとその同盟国が地域で軍事的な活動を続ける限り、北朝鮮も先制攻撃力と軍事力の強化を続けると強調してきました。

北朝鮮のミサイル

安倍首相はまた、この記者会見で、「日本政府は、セルビアやバルカン諸国との関係の強化を追求している」と強調しました。

安倍首相は、セルビアは西バルカン地域の重要な国だとし、西バルカン諸国は世界の安全と安定にとって重要な存在だとしました。

ブチッチ大統領

 

一方のブチッチ大統領もこの記者会見で、安倍首相のセルビア訪問は歴史的なものだとし、「セルビアは日本との関係を拡大したいと考えている」と強調しました。

また、朝鮮半島の危機に触れ、「セルビアは、すべての対立は対話と国際法の原則の尊重によって解決できると考えている」と述べました。

安倍首相は15日、ヨーロッパ6カ国歴訪の中で、ベオグラードに入りました。

安倍首相はすでに、エストニア、リトアニア、ラトビア、ブルガリアを訪問しており、16日火曜にはルーマニアを訪れることになっています。

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