日本企業の信用度が低下
4月 01, 2019 19:52 Asia/Tokyo
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日本の企業
今年の第1四半期における日本の大企業の信用度が低下しています。
ロイター通信によりますと、統計法に基づいて日本銀行が行う統計調査で、1日月曜に発表された「全国企業短期経済観測調査」では、アメリカと中国の貿易上の緊張や、世界的な需要の伸びの鈍化により、今年の1月から3月までの日本の大企業の信用度や景況感が好ましくない状態に向かっているということです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社の宮崎浩シニアエコノミストは、「我々は通常、低い株価を目の当たりにしており、将来の展望には暗雲が立ち込めている。この状態は、日本の経済成長の減速を物語るものだ」と述べました。
全国企業短期経済観測調査・短観によれば、各企業の信用度や景況感を示す指標は、昨年12月は19ポイントだったのが、先月には12ポイントに下がっており、さらに今年の第2四半期にはさらに下がって8ポイントになると見られています、
現在、この数字は2017年3月以来最低を示しており、その低下速度も2012年12月以来最速となっています。
短観の報告はさらに、「日本の各企業は今年度全体における自社の投資費用が1.2%増加することを期待しているものの、経済評論家は0.4%の減少になると予測している」と説明しています。
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