12月 17, 2019 20:57 Asia/Tokyo
  • 菅義偉官房長官
    菅義偉官房長官

菅義偉官房長官が17日の記者会見で、イランのローハーニー大統領が今月20~21日の日程で来日することを明らかにしました。

20日には、安倍晋三首相との会談が予定されています。

イラン現職大統領の来日は、2000年のハータミー大統領以来19年ぶり2回目となります。

菅官房長官は記者会見で、「中東地域の緊張緩和と情勢の安定化に向け、米国、イランを含む関係国と連携しながら、粘り強く外交努力を継続している」と語りました。

また、ローハーニー大統領の来日に関し「こうした外交努力の一環として、2国間関係を含め幅広く意見交換する」と述べています。

イランはローハーニー大統領が12月中旬に東南アジアを訪れるのにあわせ来日する意向があると日本側に通知しており、これには伝統的に良好な日本との関係を国際社会に示して、孤立を回避する狙いがあるとみられます。

安倍首相はローハーニー大統領との会談で自衛隊派遣について、「調査・研究の目的などを説明する見込みだ。3日にはイランのアラグチ外務次官と首相官邸で約40分間会談し、核合意からの逸脱を段階的に拡大していることに懸念を伝えている」としています。

安倍首相は今年6月、日本の現職首相として41年ぶりにイランを訪問しており、また9月には国連総会でニューヨークを訪れた際にローハーニー大統領と会談しています。

アメリカは核合意からの違法な離脱後、あらゆる分野でのイランへの圧力を開始しました。

アメリカのトランプ大統領は昨年5月8日、一方的に核合意を破棄して離脱し、その後イランへの制裁を再開しました。

 

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