日産自動車元会長の妻が国際手配
1月 11, 2020 22:13 Asia/Tokyo
カルロス・ゴーン日産自動車元会長が日本から逃亡したことを受け、日本の司法当局は同会長の妻の国際手配をICPOインターポール(国際刑事警察機構)に要請しました。
ロイター通信によりますと、日本の司法当局はICPOインターポールに対し、日産自動車元会長のゴーン被告の妻を国際手配するよう求めました。
保釈中だったゴーン被告は、会社法違反(特別背任)などの容疑で起訴され、時期は未定ながら裁判が予定されていましたが、昨年末に密かに日本からレバノンへ出国していました。
ゴーン被告は、レバノン到着後の最初の声明で、日本の司法制度における差別を明らかにすると述べていました。
ICPOは現在、ブラジル、レバノン、フランスの3カ国の国籍を持つゴーン被告を国際手配しています。
日本当局は、「ゴーン被告と同被告の妻も国際手配されているため、ゴーン被告らがレバノンを去り第三国に出国すればその場で逮捕される」としています。
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