G7外相会合、世界の非核化を要請
(last modified Mon, 11 Apr 2016 08:53:52 GMT )
4月 11, 2016 17:53 Asia/Tokyo
  • G7外相会合、世界の非核化を要請

G7主要7カ国の外相が、世界の非核化を求めました。             

フランス通信によりますと、アメリカのケリー国務長官をはじめとするG7の外相は、11日月曜、1945年のアメリカによる原爆投下の犠牲者を追悼するため、広島の平和記念公園を訪れました。

G7の外相らは、「広島宣言」の中で、核兵器のない世界の実現を求めました。

ケリー長官は、広島平和記念公園を訪問する初めてのアメリカ国務長官となりました。

アメリカは、14万人が死亡した第二次世界大戦時の日本への原爆投下について正式に謝罪していません。

共同通信は、ケリー国務長官と日本の岸田外務大臣が、11日、G7の外相会合の傍らで広島で会談し、沖縄のアメリカ軍基地の移転問題について会談したと報じました。

こうした中、沖縄のアメリカ軍基地に抗議する数百人の人々が、10日日曜、デモを行いました。

デモ参加者は日本政府に対し、国民の権利の擁護を求めました。

沖縄の行政関係者や住民は、アメリカ軍基地の撤収を求めています。

G7は、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本、カナダ、イタリアの世界の先進7カ国で構成され、世界経済のおよそ50%を占めています。