米当局が、ゴーン被告の逃亡を助けた元特殊部隊員らを逮捕
May 21, 2020 20:58 Asia/Tokyo
日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が保釈中の昨年12月に日本から逃亡するのを手助けしたとして、米当局は20日水曜、元米陸軍特殊部隊員とその息子を逮捕しました。
英BBCによりますと、元グリーンベレー(米陸軍特殊部隊員)のマイケル・テイラー容疑者(59)と息子のピーター容疑者(26)は20日、マサチューセッツ州で拘束されました。
日本の検察は、今年1月に両容疑者の逮捕状を取っています。
自動車メーカーのルノー(フランス)と日産を3社連合の枠組みの中で経営していたゴーン被告は、2018年に金融商品取引法違反などの罪で起訴され、保釈中の昨年、劇的な国外逃亡をはたしました。同被告は起訴内容を否認し、レバノン到着後の記者会見では、レバノン到着後の記者会見で、死か逃亡かを選択せざるを得ない状況だったと主張していました。
ゴーン被告の日本脱出に関連し、今月に入ってトルコの検察が、この逃亡を手助けしたとしてパイロット4人、客室乗務員2人、航空会社の幹部1人の計7人を起訴しています。
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