在日韓国商工会議所に新会長就任:「韓日交流に注力」
8月 16, 2020 18:29 Asia/Tokyo
在日同胞による経済団体、一般社団法人・在日韓国商工会議所が、第12代会長に神奈川韓国商工会議所会長を務めた趙成允(チョウ・ソンユン)副会長を選出したと明らかにしました。
韓国のヨンハプ通信によりますと、先ごろ在日本大韓民国民団(民団)大阪本部で開かれた総会で選出された趙氏は、ヨンハプ通信との電話インタビューで抱負を語り、現地の事情をよく知っていることと社会での人的ネットワークが商工会議所の最大の長所であるとして、これらを活用して両国の役に立てるようにしたいと強調しました。
東京の韓国中央会館に本部を置く在日韓国商工会議所は、17の主要地域に商工会議所を設置しています。
趙氏は、韓日関係の歴史的・政治的にもつれた糸をすぐにほどくのは難しいが、交流を中断してはならないとし、「隣同士である両国は経済的に共生関係にある」と語りました。
在日コリアン2世の歯科医師である趙氏は、25年間にわたり商工会議所で活動し、在日企業の育成にも力を注いできました。インタビューでも、1980年代以降に日本に渡ってきたニューカマーの企業も受け入れ活力を吹き込み、次世代の企業家養成にも力を入れると述べています。
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