日米防衛相が、中国の海洋進出けん制・ミサイル防衛協力に向け会談
8月 30, 2020 17:37 Asia/Tokyo
河野太郎防衛相は29日土曜、米領グアムにあるアンダーセン空軍基地を訪問し、エスパー米国防長官と会談しました。
共同通信によりますと、河野大臣とエスパー長官は約7ヶ月ぶりの直接会談で、中国が海洋進出を強める東シナ海・南シナ海情勢を巡り、力を背景とした一方的な現状変更の試みに反対だとして、意見が一致しており、法の支配や航行の自由が重要だとして、主に中国をけん制しました。
両者はまた、地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」計画断念を踏まえた、新たなミサイル防衛体制の構築を目指しての連携も確認しています。
なお、エスパー長官は会談の冒頭で、地域の不安定化につながる中国の行動への反対を表明しており、これに対し河野大臣も力による現状変更を試みる国があることを指摘しています。
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