安倍⾸相が、近く安保・防衛で新たな⾒解発表か

9月 07, 2020 14:00 Asia/Tokyo

安倍晋三⾸相が、今後の安保・防衛戦略に関する新たな⾒解を週内にも⽰すことを検討しています。

ロイター通信が7日月曜、東京から報じたところによりますと、関係筋によると、国家安全保障会議（ＮＳＣ）を開き、談話を発表する⽅向で調整しているということです。

⾸相はミサイル防衛システム「イージス・アショア」の秋⽥・⼭⼝県配備断念後、専守防衛の範囲内で、敵基地攻撃能⼒の保有について与党と検討を重ねており、談話の中で新たなミサイル防衛体制に触れる可能性があります。

安倍⾸相は先⽉２８⽇の会⾒で、ミサイル防衛体制を含む新たな安全保障戦略について「迎撃能⼒を向上させるだけで、国⺠の命と平和な暮らしを守り抜くことができるのか。速やかに与党調整に⼊り、新たな⽅針の具体化を進める」と述べていました。

⾸相は同⽇、体調悪化を理由に辞任する意向を表明済みですが、後継総裁が決まる前に、⾃ら⼀定の⽅向性を⽰す意向と見られています。

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