⽇銀、次回決定会合で⽣産・輸出の判断上⽅修正の見込み
9月 10, 2020 19:39 Asia/Tokyo
⽇銀は、今月16―17⽇の⾦融政策決定会合で、輸出と⽣産の判断を上⽅修正する⾒通しです。
ロイター通信が10日木曜、東京から複数の関係筋の話として伝えたところによりますと、このことは ⾜元の指標でみられる持ち直しの動きを反映しているものと思われます。
また、景気の総括判断についても、7⽉の展望レポートでの「極めて厳しい状態にある」との表現を若⼲前進させ、⼀部にみられる持ち直しの傾向に⾔及する可能性が⾼くなっています。
⼀⽅、新型コロナウイルスの感染拡⼤前の⽔準までの回復には相当の時間を要することが見込まれ、経済は引き続き厳しい状況に置かれています。
このことから、⽇銀は声明で、今後さらに経済・物価の不確実性が続く状況であることを強調すると予想されます。
一方で、景気の持ち直しや⾦融市場の安定化などから、⽇銀は⼤規模な⾦融緩和を据え置く公算が⼤きいと見られ、今年3⽉以降の⼀連のコロナ対策の効果を今後さらに⾒極めると思われます。
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