加藤官房長官、「安倍前首相の靖国参拝は個人的なもの」
9月 23, 2020 20:13 Asia/Tokyo
加藤官房長官が、今月19日土曜の安倍前総理大臣の靖国神社参拝について、「私人である安倍前総理大臣の個人的な参拝と承知しており、政府として言及すべきものではない」という認識を示しました。
NHKによりますと、安倍前総理大臣はツイッターで、2013年12月以来となる靖国神社への参拝を、今月19日に行ったことを明らかにしています。
これについて、加藤官房長官は23日水曜に行われた記者会見で「総理大臣を辞任後に参拝されたもので、あくまでも私人である安倍前総理大臣の個人的な参拝だと承知している。個人の信教の自由に関する問題であり、政府として言及すべきものではないだろう」と語りました。
一方、菅総理大臣が在任中に靖国神社に参拝するかどうか、とする記者団の質疑に対しては、「菅総理大臣自身が適切に判断する事柄であるというのが政府の認識だ」と述べています。
なお、韓国外交部は19日に報道官論評を発表し、安倍前首相が太平洋戦争のA級戦犯が合祀(ごうし)されている靖国神社を参拝したことについて遺憾の意を表明しました。
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