日本の若い世代の自殺に深刻な懸念 2020年版自殺対策白書
10月 28, 2020 18:39 Asia/Tokyo
日本における若い世代の自殺は深刻な状況にあることが、2020年版自殺対策白書で明らかになりました。
日本政府が27日火曜に閣議決定した2020年版自殺対策白書によると、2019年の日本の自殺者数は2万169人で前年に比べ671人(3.2%)減少し、これは1978年の統計開始以来最少の数字となっています。
40歳代、50歳代、60歳以上の自殺者が減少している一方で、20歳未満及び20歳代は急増以前の水準に戻っておらず、20歳未満は前年より増加しました。
15~39歳の各年代の死因の第1位が自殺であることから、日本の厚生労働省は、日本における若い世代の自殺は深刻な状況にあると指摘しています。
自殺の動機・原因については、「健康問題」が最も多く、次に「経済・生活問題」、「家庭問題」、「勤務問題」が続いています。
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