日本の関西電力・大飯4号機定期検査入り 日本で稼働の原発は1基に
11月 03, 2020 19:33 Asia/Tokyo
福井県おおい町にある関西電力・大飯原発4号機は3日午後、定期検査のため停止されました。
ロシアのスプートニク通信が朝日新聞を引用して報じたところによりますと、関西電力の原発はこれですべて稼働していない状態となりました。今後1か月半ほどは、日本国内で稼働する原発は佐賀県玄海町の九州電力・玄海原発4号機のみとなります。
2011年の東日本大震災後、日本国内の原発で再稼働したのは関西電力と四国電力、九州電力の、5原発の9基でした。
関西電力は高浜原発3、4号機が、設置が義務付けられているテロ対策施設の完成が間に合わず停止中であり、大飯原発3号機も来年2月まで配管交換のため工事や検査をする計画を国に申請しています。
また九州電力は、鹿児島県薩摩川内市にある川内原発1、2号基がテロ対策施設の工事が遅れて停止しており、玄海原発3号機は定期検査中で、稼働が継続するのは同4号機のみとなっています。
今回定期検査で停止した関西電力・高浜原発3号機の運転再開予定は12月22日となっています。
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