大坂選手、前夜の悪夢を振り払い全豪OP2回戦に快勝
全豪オープンテニスに参加している第3シードの大坂なおみ選手が、試合前に見た悪夢で不安になりながらも3回戦進出を決めました。
フランス通信によりますと、四大大会(グランドスラム)通算3勝を誇る大坂選手はこの日、2018年に自己最高の世界ランキング4位となった実力者が相手の難しい一戦に直面したものの、一度も隙を見せずにわずか1時間1分で勝利を収めました。
しかしながら、悪夢によるパニックで目覚めて不安になっていたといい、「昨夜はこの試合に負ける夢を見て、気分が本当に良くなかった」と話すと、正夢を見ることがあると明かし、「この試合に向けてかなり緊張していた。それで、とにかくチームに相談して気持ちを立て直した」と語りました。
3回戦の相手は第27シードのオンス・ジャバー選手(チュニジア)に決まり、昨年大会でベスト8入りを果たしている26歳の同選手について、大坂選手はずっと前からその才能に感心していたといい、「プレーを見ていて、何でもできる選手という印象を持っていた。彼女の今の立ち位置は当然で、もっと上にいくと常に感じていた」とコメントしました。
一方、第2シードのシモナ・ハレプ選手(ルーマニア)は、オーストラリアのアイラ・トムリャノビッチ選手に追い詰められながらも、第3セットに5ゲームを連取する巻き返しを見せ、4-6、6-4、7-5で勝ち上がりました。
グランドスラム通算2勝のハレプは、「最後まで戦い抜いた。試合中に決して諦めなかったのが、最終的には勝因になったのかもしれない」と振り返りました。
その他では、米国のヴィーナス・ウィリアムス選手が1-6、0-6でサラ・エラーニ選手(イタリア)に敗戦。ウィリアムス姉妹の姉である40歳のベテランは、第1セットに足首を負傷し、痛々しくテーピングを巻きながら試合に臨んでいました。
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