沖縄・尖閣で中国海警局船が領海侵入 今年9回目
(last modified Sun, 21 Feb 2021 10:44:07 GMT )
2月 21, 2021 19:44 Asia/Tokyo
  • 尖閣諸島
    尖閣諸島

日本の沖縄県・尖閣諸島沖合で21日、中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入しました。

NHKが伝えところによりますと、海上保安本部は、21日午前5時頃に日本の領海の接続水域を航行していた中国海警局の船舶4隻のうち2隻が、尖閣諸島の久場島の沖合で日本の領海に侵入したと発表しました。同船は日本の漁船に接近する動きを見せたということです。

同船は同日9時現在、久場島の西約2キロ、西北西約3キロの日本の領海内を航行しており、海上保安本部は領海を出るよう警告を続けています。

中国海警局の船が尖閣諸島の沖合で日本の領海に侵入したのは1月以来9回目となります。

尖閣諸島をめぐる日本と中国の領有権争いは、私有地だった尖閣諸島を日本政府が2012年9月に購入して国有化した後、悪化しました。国有化を受けて、中国では大規模な反日デモが起こったほか、中国船は尖閣諸島周辺を常に航行しており、定期的に周辺水域に侵入しています。

また、中国は今年2月1日に施行された「海警法」では、中国海警局に対し外国船舶への武器の使用を認めました。

 

 

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