大阪府知事、政府に緊急事態宣言要請の意向 20日に決定
(last modified Mon, 19 Apr 2021 09:59:52 GMT )
4月 19, 2021 18:59 Asia/Tokyo
  • 大阪でのコロナ
    大阪でのコロナ

大阪府の吉村知事が19日、府内の新型コロナの感染状況について「非常に厳しい」と述べ、政府に緊急事態宣言の発令を要請する意向を示しました。

共同通信によりますと、要請については20日に対策本部会議を開き、正式決定するということです。

菅義偉首相は官邸で19日、大阪の状況に「極めて危機感を持って対応している。国と大阪府で病院確保に今、全力で取り組んでいる」と記者団に語りました。

大阪では今月5日に「まん延防止等重点措置」が適用されましたが、新規感染者数は減少傾向に至らず、18日には過去最多の1220人の感染者が発表されました。吉村氏は「感染と医療提供態勢が非常に厳しい状況が続いている。危機的な状況にある」と述べました。

加藤勝信官房長官は19日午前の会見で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて東京都や大阪府から緊急事態宣言の要請があれば、政府として速やかに検討する考えを示しました。

東京都の小池百合子知事も18日までに要請を視野に検討する考えを示しています。

加藤官房長官は過去最多となっている大阪府の新規感染者数に「極めて強い危機感を持っている」と述べ、東京都についても「3月中旬以降、新規感染者数の増加が続いており、引き続き強い警戒感もって注視することが必要」としました。

 

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