宝島社が新聞企業広告で、新型コロナウイルス対策を批判
(last modified Wed, 12 May 2021 09:24:28 GMT )
May 12, 2021 18:24 Asia/Tokyo

出版社の宝島社が11日、新型コロナウイルス対策を批判する内容の企業広告を、全国紙3紙の朝刊に見開き2ページで掲載しました。

日本経済新聞、朝日新聞、読売新聞の3紙の11日付朝刊に掲載されたこの広告で宝島社は、戦時中に戦う訓練をする子どもたちの写真を背景にして巨大な赤いウイルスが中央に配置され、「ワクチンもない。クスリもない。タケヤリで戦えというのか。このままじゃ、政治に殺される。」としています。

広告ではさらに、「この一年は、いったい何だったのか」「いつまで自粛をすればいいのか。我慢大会は、もう終わりにして欲しい」「無理を強いるだけで、なにひとつ変わらないではないか。今こそ、怒りの声をあげるべきだ」と、強い口調で続けています。

インターネット上では、「まったくそのとおり」「よく言ってくれた」と賛同する声があがる一方で、手洗いやマスクの着用、「密」の回避といった感染症対策を、非科学的な「タケヤリ」に例えていることへの批判などもあがっています。

 

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