オウム真理教松本智津夫元死刑囚遺骨;次女の引き取りが確定
(last modified Mon, 05 Jul 2021 10:50:48 GMT )
7月 05, 2021 19:50 Asia/Tokyo
  • オウム真理教元代表の麻原彰晃
    オウム真理教元代表の麻原彰晃

日本の最高裁が、オウム真理教元代表の麻原彰晃(本名・松本智津夫元死刑囚)の遺骨の引き取り問題で、海に散骨する意向を示していた四女などの特別抗告を退ける決定をし、次女が引き取ることが確定しました。

NHIKによれば、松本死刑囚の遺骨については、平成30年の死刑執行後、同元死刑囚の妻と4人のほかの子どもが「元死刑囚の精神状態から、特定の人を指定することはありえない」として引き取りを要望したことから、受取人が決まらないまま、東京拘置所で保管されてきました。

このため、同死刑囚の次女と四女が受取人を確定させる審判をそれぞれ申し立てたのに対し、東京家庭裁判所は去年、四女ではなく、次女を受取人とする決定をしました。

東京高等裁判所も今年3月に次女を受取人とする決定をし、四女のほか、妻と次男もこれを不服として特別抗告していましたが、最高裁判所第3小法廷の戸倉三郎裁判長は5日火曜までに退ける決定をし、次女を遺骨の受取人とする決定が確定しました。

 

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