自民党・竹下亘元総務会長が死去
(last modified Sat, 18 Sep 2021 08:47:18 GMT )
9月 18, 2021 17:47 Asia/Tokyo
  • 自民党竹下派の会長
    自民党竹下派の会長

自民党竹下派の会長で、復興大臣などを務めた竹下亘・元総務会長が17日夜、食道がんのため東京都内の自宅にて、享年74歳で逝去しました。

NHKによりますと、竹下氏は一昨年1月には、食道がんであることを公表し、約10か月入院などの治療後、政治活動を再開していましたが、今春ごろから、国会審議や派閥の会合の欠席が続き、7月には次の衆議院選挙への不出馬と政界引退を表明していました。

衆議院島根2区選出の竹下氏はNHKの記者を経て、兄の竹下登元総理大臣の政界引退に伴い、平成12年の衆議院選挙で初当選したのをはじめ、7回の当選を果たしています。

さらに平成26年には、第2次安倍改造内閣で復興大臣として初入閣し、東日本大震災の被災者らの生活再建など、復興の加速化に力を尽くすとともに、平成28年には自民党の国会対策委員長に就任し「共謀罪」の構成要件を改めて「テロ等準備罪」を新設する改正組織犯罪処罰法や、上皇さまの天皇退位に向けた特例法などの成立を目指し野党側との調整にあたったほか、翌年から約1年間、党の総務会長を歴任しています。

また平成30年からは、兄の竹下元総理大臣が旗揚げした派閥の会長に就任し、竹下派を率いていました。

 

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