米、福島原発事故以来の日本産食品輸入規制を撤廃
9月 22, 2021 18:14 Asia/Tokyo
アメリカが、福島原発事故以来続けて来た日本食品に対する輸入規制を解除しました。
NHKによりますと、米国は福島原発事故以来、福島県産をはじめとする日本の100品目の食品にかけていた輸入規制を22日水曜付けで撤廃したと発表しています。
米国は2011年の福島原発事故の後、日本政府が放射性物質の濃度が基準を超える可能性があるとして出荷制限をかけた品目について、9月21日まで県単位で輸入を停止してきました。
NHKはまた、輸入規制の対象には福島県産のコメや栃木県や茨城県産などの原木しいたけなど、14の県の100品目が入っていたと報じています。
今回の措置により、今後は日本にとっての高額な食品輸出先である米国へのこうした食品の輸出が可能となります
米国に加え、EUも10月から日本産の農林水産物の輸入規制の一部緩和を発表していますが、一方で中国、韓国など14の国と地域は依然として輸入規制を続けています。
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