日本で、「聖なる防衛週間」に因んでイラン映画が上映
日本で、「聖なる防衛週間」に因んでイラン映画が上映されました。
イルナー通信によりますと、1980年代のイラン・イラク戦争を記念した「聖なる防衛週間」に因んで、イラン映画「近郊の人々」、そして「18パーセント」の2つの映画が、日本語の字幕つきでバーチャル空間にて上映されました。
モニール・ゲイディー氏が監督を務める映画『近郊の人々』(Villa Dwellers)は、1980年代のイラン・イラク戦争でのイラン人兵士たちの家族の物語です。
また、モスタファー・シャバーン氏が監督を務めるドキュメンタリー映画『18パーセント』(18 Percent)は1988年、化学兵器による負傷者5名を乗せたイラン航空の旅客機が、成田空港に着陸した物語を上映しています。
今回の映画イベントは、在日イラン文化センターのユーチューブ上のページにて、オンラインで上映され、関心のある多数の日本人が参加し、この2つのイラン映画を鑑賞しました。
在日イラン文化センターのディーヴサーラール所長は、「これまでに、4回のイラン映画週間やさまざまなプログラムが継続的に行われており、イランの文化に関心がある日本人から歓迎されている」と述べています。
1980年9月22日、当時のイラクの独裁者サッダーム率いるバース党政権軍が、各種の戦闘兵器を使用してイランへの大規模な侵略を開始しました。
毎年のこの日は、イラン暦のシャフリーヴァル31日にあたり、イランの暦では「聖なる防衛週間」の初日とされています。
イランは、化学兵器による犠牲者を出した国の1つで、今なお同国内では6万7000人以上に上る化学兵器の負傷者らが、その後遺症に苦しんでいます。
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