2月 13, 2024 20:12 Asia/Tokyo
  • パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの幹部の一人であるオサマ・ハムダン氏
    パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの幹部の一人であるオサマ・ハムダン氏

パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスの幹部の一人であるオサマ・ハムダン氏が、「シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相の行動は、停戦合意を意に介さず戦争の長期化を目論んでいることを示している」と強調しました。

イルナー通信によりますと、オサマ・ハムダン氏は、「我々が考えていた交渉は、捕虜の交換に限らず、それを超えた攻撃の停止を目指すものだったが、イスラエル政権から受け取った答えは、我々が望むようなものではなかった」と述べました。

続けて、「ネタニヤフ首相は、イスラエル政権軍がガザ全域で抵抗勢力を負かしたかのように語っている。しかし、現実はこれと違うものだ」と指摘しました。

また、「ガザに対する攻撃の停止が含まれない合意はどのようなものであっても、パレスチナ国民の要求を満たすことはない。フランス・パリで提示された案に対するイスラエル政権の反応は、合意到達には全く役立たない」と強調しました。

一方、「米国は、シオニスト政権イスラエルとともに、ガザでの大量虐殺に関して全面的に責任を負う」とした上で、国連安全保障理事会に対し、ラファでの同政権が新たに行っている殺害を阻止すべく、早急に行動を起こすよう要請しました。

そして、「西アジアに安定が訪れるのは、シオニスト政権のガザ攻撃が停止し、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家が樹立した暁だろう」と結びました。

 


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