3月 05, 2024 20:35 Asia/Tokyo
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    辻外務副大臣のイスラエル訪問に批判殺到

日本の辻外務副大臣が先月末にイスラエルを訪問したことをめぐり、SNS上で批判が殺到しています。きっかけは、辻氏とシオニスト政権のカッツ外相との会談風景でした。

辻外務副大臣は先月27~28日にかけてイスラエル占領地を訪問しました。28日にはテルアビブでシオニスト政権のカッツ外相と会談しましたが、その時の様子を写した画像が外務省のXアカウントに投稿されると、批判が殺到しました。

画像には、テーブルをはさんで辻氏とカッツ氏および両国関係者が向かい合って座っていますが、その向こうのテレビ画面にはハマスにより拘束されているシオニスト捕虜らの画像を背景に「WE WON'T STOP」と表示されています。

また、出席者らの手元にはスイカなど複数の果物がよそわれた皿が並べられています。スイカはかつてシオニスト政権によりパレスチナ旗の掲揚が禁止された際、それと同じ色合いであることからパレスチナ抵抗のシンボルとされています。

戦争の継続を示すメッセージとともに、パレスチナのシンボルをよそわれて会談に出席した辻氏一行らに、SNS上では「イスラエルのプロパガンダに利用された」などの批判が殺到しました。中には、東京・台東区にある辻氏の議員事務所に抗議の声を入れたとする投稿も見られました。

辻氏はこの会談以外にも、昨年10月7日にハマスによる攻撃を受けた集落を視察した際、「日本はイスラエルの大義を支持する」とも発言しており、その動画が在日イスラエル大使館により投稿され、同じく批判にさらされています。

 

 


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