米軍によるシリア産石油の窃取が続く
-
米軍によるシリア産石油
シリア北東部の地元筋によりますと、米軍のタンクローリー31台がシリア産石油をイラクに輸送したということです。
シリア国営サナ通信が5日月曜伝えたところによりますと、これらのタンクローリーはシリア・イラク両政府が違法としている検問所を通過して、イラク北部に向かったということです。
米軍は前日4日にも、タンクローリー64台を使ってシリアのシャルギーヤ・ジャジーラ両地域から石油を窃取し、マフムーディーヤになる違法検問所を通過してイラク北部に運んでいます。
先月21日、シリアとロシアは共同声明を発表し、米軍による石油窃取が続いていることは、シリア国民が苦しんでいる人道状況の主要因だとしています。
米軍がシリアから窃取している石油の量は、日量約6万6000バレルにもなるとみられています。
シリア危機は2011年以降、サウジアラビアやアメリカなどの支援を受けたテロリスト集団が、地域情勢をシオニスト政権イスラエルに有利になるよう変更することを企て、始まりました。
米軍は、シリアのクルド人組織SDF・シリア民主軍 の助けを借りて、同国北東部ハサカ及びデリゾール両県の主要な油田とガス田を支配しています。
シリア政府は、石油、ガス、小麦などのシリアの天然資源を盗んでいるとしてアメリカを非難し、米軍の国外撤退を要求していますが、米軍はシリアの石油を窃取・密輸し続けています。シリア市民も、自国からの米軍の撤退と石油資源の盗難の停止を強調するべく、何度もデモを実施してきました。
こうした中、シリア政府は、米国によるシリア石油資源の窃取・略奪について、国連安保理に何度も不服を申し立ててきました。しかし、これにもかかわらず、米国はシリアの石油資源の窃取・略奪を止めず、国連安保理も米国にこの略奪の停止を迫る行動を全くとっていません。 .



