「ブラックリストからのサウジ除外の理由は資金」
6月 14, 2016 20:20 Asia/Tokyo
元駐サウジアラビアのアメリカ大使が、「子供の権利侵害国のブラックリストからサウジアラビアが除外された理由は資金だ」としました。
マーフィー元駐サウジアラビア・アメリカ大使は、子供殺しリストからサウジアラビアを除外した国連の行動を批判し、「国連のパン事務総長は、子供の人権侵害国のリストからサウジアラビアを削除したが、これは、国連が各国で取り組んでいる人道計画への資金を確保する目的で行われた」と語りました。
マーフィー元大使は、「サウジアラビアは、何度も、子供を殺す各国軍のリストからサウジアラビアを削除するよう国連に圧力をかけていた」としました。
国連は、今年6月2日、報告の中で、イエメンで多くの子供を殺したことを理由にサウジアラビア主導の連合軍を子供の人権侵害者のブラックリストに加えましたが、この措置からたった1週が過ぎた6月9日に、サウジアラビアをこのブラックリストから除外しました。
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