パレスチナ関係者「殉教者ソレイマーニー司令官がISIS殲滅に際立った役割」
PFLPパレスチナ解放人民戦線軍事部門の報道官は、「イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の殉教者たるソレイマーニー司令官が傑出した司令官であり、シリアおよびイラクでのテロ組織ISISの殲滅に際立った役割を果たした」と述べました。
ソレイマーニー司令官は2020年1月3日、訪問先のイラクで米軍の無人機ミサイル攻撃を受け、イラク民兵組織ハシャドアルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官やほかの同行者らとともに殉教しました。この攻撃は、当時アメリカ大統領だったトランプ氏の直接命令によって行われました。
PFLPのアブジャマル報道官は、ガザ地区で国際通信イランプレスのインタビューに対し、「殉教者ソレイマーニー司令官が指導した抵抗中軸は、ISISやヌスラ戦線といった様々な名称のアメリカのテロリズムと、真の意味で戦った」と語りました。
また、「イラクやシリアでのアメリカによるテロとの戦いにおけるソレイマーニー司令官が主要な役割を果たしたことは万人が知るところである」とし、「同司令官は独自の軍事思想を有し、ISISというモンスターを消滅させることに成功した」と述べました。
最近ではシリア北部アレッポ州において、 ISIS の占領から解放された記念日に因んだ様々な祝賀行事が開催されています。 ソレイマーニー司令官は、アレッポをはじめ、シリアの他の地域から ISIS を掃討する上で重要な役割を果たしました。
トルコのある政治家はイランプレスに対し、「ソレイマーニー司令官は、イランやトルコのみの殉教者であるだけでなく、世界の虐げられた人々や全人類の殉教者でもある。それは、同司令官が人々の安楽や治安のために自らの命を捧げたからである」としました。