イスラエル治安相が、占領地でのパレスチナ国旗撤去を命令
(last modified Mon, 09 Jan 2023 11:54:23 GMT )
1月 09, 2023 20:54 Asia/Tokyo

極右政党党首でもあるシオニスト政権イスラエルのベングビール治安相が、自政権の警察署長へ、占領地内の公けの場所からパレスチナ国旗を撤去するよう命じました。

イスラエル紙ハアレツはこのほど、ベングビール氏の命令を受けて、シオニストのシャブタイ警察署長が配下の人員に対し、イスラエルが占領する地域内のすべての公けの場所からパレスチナ国旗を撤去するように指示しました。

先日発足したネタニヤフ首相率いる新内閣にベングビール氏が参加したことにより、パレスチナの被占領地および地域では緊張が高まっています。

ベングビール氏は、閣僚に就任した最初の週にあたる今月3日、シオニストの一団とともに大勢の治安部隊に伴われながら、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの旧市街にあるアクサーモスクを訪れました。アクサーモスクの建つ場所はユダヤ教でも「神殿の丘」という名の聖地とされていますが、以前からの取り決めで、イスラム教徒にのみ礼拝が認められるなどのルールが定められています。

この挑発的な行動は、イスラム教徒からの大きな反発を受けたほか、多くのイスラム諸国がこれを非難しています。

 


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