米占領軍が、シリア産石油の略奪を継続

シリア北東部を占領している米占領軍が、同国の石油をまたもや略奪し、占領するイラクとの国境地帯に運び込みました。

シリアでは、2017年に米軍の片腕として動いていたテロ組織ＩＳＩＳが敗北した直後から、米軍が自らこの組織に取って代わり直接、シリアの石油や資源の採掘･略奪を開始しました。

シリア国営サナ通信によりますと、同国の一部を占領している米軍は、今回タンカー車45台を使い、シリアから窃取した石油を、違法な国境ルートを使ってイラク北部に運び込みました。

シリア政府関係者はこれまでに繰り返し、米軍によるこのような石油略奪を非難するとともに、国連に対してこの略奪行為を阻止するよう求めています。

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