イラク首相が12年ぶりにシリア訪問
7月 16, 2023 19:12 Asia/Tokyo
イラク首相が、12年ぶりにシリア大統領との会談のため同国を公式訪問しました。
アラブ連盟は今年5月7日の外相会合で、同連盟からのシリアの除名解除に同意しました。これにより、シリアはおよそ12年間に渡るアラブ諸国との関係断絶を経て、再度同連盟に復帰しました。
スーダーニー・イラク首相は16日日曜午前、シリア・ダマスカスを訪問し、同国のアサド大統領と会談する予定です。
2011年以来のイラク首相によるシリア訪問は、今回が初めてのことです。
シリアのミクダード外相も最近、イラクを訪問し、同国のフセイン外相と両国関係について協議しました。
シリアがアラブ連盟に復帰し、他のアラブ諸国との関係を再開したことは、アメリカとシオニスト政権イスラエルにとっての大敗北と考えられ、またこれは、地域における米とイスラエルの影響力の低下を示すものです。
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