9月 03, 2023 18:12 Asia/Tokyo

シーア派3代目イマーム・ホサインの殉教40日忌「アルバイン」を今月6日に控えて、シーア派の多くの人々が、初代イマーム・アリーの霊廟のあるナジャフからイマーム・ホセインの霊廟のあるカルバラーへと歩いて巡礼しています。

国際通信イランプレスがイラクから伝えたところによりますと、アルバインの巡礼者たちはこの行事に合わせて、ナジャフからカルバラーまでの80kmの道のりを、3日かけて踏破します。

アルバインの巡礼者は年齢や性別を問わず、この道のりを歩くことで、カルバラーで殉教したイマーム・ホサインへの熱い思いを高めていくのです。

イラク人女性を中心とした現地に住む人々は、パンや食事を作って、アルバインの巡礼者たちをもてなします。そのような光景は、シーア派一門の思想が現在まで継承され人々がそれを学び続ける証であるアルバインの行進を、さらに美しいものにしています。

アルバインの行進は、参加する巡礼者がさまざまな国籍、人種、民族であるにもかかわらず、皆が心を一つにして、同じ道のりを歩いているのです。

 


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