駐イラク米軍基地がロケット弾攻撃受ける
10月 21, 2023 17:09 Asia/Tokyo
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駐イラク米軍基地がロケット弾攻撃受ける
イラクのイスラム抵抗組織が、同国北部にあるアメリカ侵略軍基地を攻撃しました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、イラクのイスラム抵抗組織は同国北部にあるエルビル国際空港から45キロ離れた米軍基地を無人機2機で攻撃しました。
イラク抵抗勢力はまた、同国北部にあるアメリカ占領軍のハリル基地を攻撃したと付け加えました。
なお、この軍事基地の死傷者や物的損害の可能性についての詳細は発表されていません。
さらにイラク治安筋は、カチューシャ砲のロケット弾が首都バグダッド空港近くのビクトリア基地付近に着弾したと発表しました。
こうした一方で、イラクではイスラム抵抗勢力が20日金曜にも声明を発表し、西部にあるアサド米軍基地へのロケット弾攻撃を行ったと表明しました。
また同日は、シリア北東部デリゾール県北東のコニコ・ガス田にある米軍基地がミサイル攻撃を受けました。
地元情報筋は、「この攻撃を受けて、この基地に駐留する米軍兵士が出動態勢に転じ、米軍の戦闘機やヘリコプターがその地域上空を飛行した」と発表しました。
テロ組織ISISとの戦いが終結し、イラク議会で国内からの全ての多国籍軍の追放案が可決されたことにより、米軍のイラク駐留終結に向けイラクとアメリカの間で数回の戦略交渉が行われたにもかかわらず、米国は依然としてイラク国内でこの議決に違反しています。
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