パレスチナ・ガザの殉教者数が1万8600人超える
12月 14, 2023 18:07 Asia/Tokyo
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パレスチナ・ガザの殉教者数が1万8600人超える
ガザのパレスチナ保健省が、ガザでの殉教者数が1万8608人、負傷者数が5万594人に達したと発表しました。
カタール衛星通信アルジャジーラによりますと、ガザのパレスチナ保健省報道官は13日水曜、「シオニスト政権イスラエル軍が行っているガザ攻撃により、これまでのパレスチナ人殉教者は1万8608人、負傷者は5万594人に達した」と発表しました。
続けて、「占領者政権イスラエルによるガザ爆撃の結果、196人のパレスチナ人が殉教し、499人が負傷した。さらに、多くの人々が今も瓦礫に埋もれ行方不明となっている」と強調しました。
また、「シオニスト政権軍は(ガザにある)病院の院長の一部を拘束し、拷問を加えて尋問している」と説明しました。
さらに、「ガザ北部では、占領者政権が保健医療を停止させようと圧力をかけたことで、そのような活動が行えなくなっている。また、同政権によるガザ爆撃で、22の病院と52の救急センターが機能停止に陥っている。国際機関には、ガザ南部の各病院へ医療物資を届けるよう要請したい」と述べました。
その上で、「感染症の流行や清潔な水の不足により、ガザの人々の保健状況は命に係わる水準になっている。我々は、(手当が必要な)負傷者を1日あたり数千人ガザの外へ送り、その命を救えるような仕組みを確立したいと考えている」としました。
そして、「国連関連機関に対しては、難民が身を寄せる施設への基本的な生活必需品の提供を求める。占領者政権は援助物資を、(その搬入を阻むことで)負傷者を死に至らしめるための新たな手段としている」と指摘しました。
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