アメリカ製爆弾で爆撃されるガザの学校
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アメリカ製爆弾で爆撃されるガザの学校
CNNは、イスラエル軍がガザ南部ハーンユーニスの学校を爆撃する際、米国製の弾薬を使用したと報じました。
【ParsToday西アジア】CNNは映像を分析した結果として、このように報じました。イスラエル軍が10日に発表したところによれば、この爆撃で避難していたパレスチナ人30人以上が死亡したほか、数十人が負傷しました。
CNNはこれ以前にも、ガザ中部ヌセイラトの難民キャンプにある学校が空爆された際も米国製の弾薬が使用されたと報じていました。この攻撃では40人以上が死亡しています。
こうした中、米ウォールストリート・ジャーナル紙は10日、アメリカ政府がイスラエルに500ポンド級の大型爆弾を提供する見通しだと報じました。
それによると、この爆弾は現在輸送中で、今後数週間以内にイスラエル政府の手に渡るということです。
レバノンのアルマヤーディーン・テレビも、兵器などを積んだ米軍輸送機10機がイスラエル占領地内の基地に到着したと報じています。
アメリカ政府は、ガザ戦争開始以降、イスラエルへの軍事支援を惜しんでおらず、国際社会からはガザでの虐殺に加担しているとして非難の声が上がっています。
昨年10月にイスラエル軍がガザ地区への攻撃を開始して以来、イエメンやイラク、レバノンの各抵抗組織はパレスチナを支援するため、イスラエルや地域に駐留する米軍などに対する作戦を開始しました。
最新の報告によれば、イスラエル政権軍のガザ攻撃によるこれまでのパレスチナ人死亡者は3万8000人以上、負傷者は8万8000人以上にのぼっているということです。
シオニスト政権イスラエルは、パレスチナがイギリスの委任統治領となっていた1917年に計画が立てられ、ユダヤ人を移民させた上で、1948年にパレスチナ領土に樹立されました。
同政権はそれ以降、パレスチナ人を虐殺して彼らが持つ土地全てを奪おうと、さまざまな大量殺害計画を実施しています。
イランをはじめとした世界の多くの国々は、植民地主義政権イスラエルの解体とユダヤ人入植者の元の国への帰還を真剣に支持しています。