イスラエル首相私邸を直撃したヒズボッラー無人機とは?
10月 26, 2024 20:07 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエルのアナリストが、イスラエルにはレバノン・ヒズボッラーの無人機に対処する上で弱点があることを認めました。
【ParsToday西アジア】イスラエルのニュースサイト「ワッラー」の軍事アナリストであるアミール・ボフブート氏は、「イスラエル軍はヒズボッラーから発射されてくる無人機への対処において弱点がある」とし、その証拠として「ヒズボッラーの無人機がイスラエルのレーダーから逃れた多数の事例がある」と述べました。そして、「無人機によって引き起こされる脅威への対処には穴があり、その穴は昨年10月7日以来誰の目にも明らかになっていた」と語りました。
ボフブート氏によれば、ヒズボッラーの無人機を迎撃し標的とすることは非常に複雑だとされています。その理由として、これらの無人機はレーダー波が低く低高度で飛行するため、イスラエル空軍が無人機を捕捉する力を低下させることが挙げられます。
その上で、ヒズボッラーのドローンがイスラエル首相私邸を直撃したことは、イスラエル北方方面軍第36機甲師団所属の歩兵科ゴラニ旅団の兵舎が狙われたのと同じくらい甚大な打撃だったと述べました。
イスラエル軍は先月23日からレバノン南部の各地で大規模な攻撃を開始しており、ヒズボッラーの強い反撃に直面しています。
レバノン保健省の報告書によりますと、イスラエルのレバノン攻撃により2546人のレバノン人が殉教した他、数千人が負傷しました。
タグ